中村桂子さん(生命誌研究者)✖️矢野智徳さんのトークショーに、長南町「結」の上映会!

鳳凰のような雲が迎えてくれた千葉県長生郡長南町の蒼い空

 前回のご報告から、ひと月以上間が空いてしまいました。この間、各地の上映会が充実し過ぎて、ご報告が追いつかず、申し訳ありません。何回かに分けて掲載していきますね。

 さて、10/17に開催された朝日新聞ボンマルシェ編集部主催の上映会ですが、10/27朝日新聞朝刊中面に掲載されました。同じ紙面に、大地の再生士、佐藤俊さんのインタビューが掲載されていたこともあり、反響もたくさんいただきました。ありがとうございます。

全面広告となっている紙面ですが、これに関しては広告でもタイアップでもありません

この日の上映会参加は読者の方から抽選ということもあって、環境に強い関心のある方が集まってくださったように思います

 

司会進行はボンマルシェ編集部の土井さん。話しやすい雰囲気をつくってくださいました

 10/24には、日比谷図書文化館内にあるコンベンション・ホールで、上映会に加えて、生命誌研究者の中村桂子先生と矢野智徳さんのトークショーが実現しました。

主催はNPO法人Green Worksさん。中村桂子さんと矢野さんの初顔合わせとなりました

 この日のトークの内容は、こちらに文字起こしをまとめたので是非お読みください。

 YouTube(ダイジェスト版)はこちらです。

「生きものとしての人間は上から目線ではいけない。他の生きものと手を取り合ってこそ、この地球で生きていくことができる」と意気投合されるお二人が印象的でした。いつか別の場所で、腰を据えた対談が実現することを願わずにはいられません。

 10/30には、今年1月に国立から千葉県長生郡長南町に引っ越したアーティスト、聖原司都子さんの「この指止まれ!」に始まる上映会が、なんともあたたかい雰囲気の中、開催されました。オープニングは長南中学吹奏楽部7名による演奏で、最後は「わたしをつつむもの」。町の風景、そこに暮らす人々を象徴するような、優しく純粋な音の響きは、からだ全体に沁み通り、浄化してくれるようでした。

 上映会場には、赤ちゃんからご高齢の方々まで、なんと250名の方が訪れてくださり、音楽を提供してくださった山口洋さん、地元でフリーランスの木こりをしている田島俊介さんと共に、トークの時間も楽しませていただきました。地域の「結」を肌で感じる、ほんとうに素敵な上映会でした。

 この日の様子は、長南町の地域おこし協力隊で実行委員をしてくださった田島幸子さんがブログにまとめてくださいましたので、是非、お読みくださいね。

真ん中が「さっちゃん」こと田島幸子さん
右から実行委代表の聖原さん、山口さん、左が田島俊介さん。細田美紀さんからいただいた自然栽培の蓮根を手に、記念撮影!
この上映会をきっかけに、草の根の環境改善、地域の「結」が育っていきますように!

 渦を起こすのは、たったひとりの想い。誰かの純粋な願いとものいわぬいのちに寄り添い、世界が善き方向へ向かうことを祈る強い気持ち。その想いが地下水脈のように繋がり、じわじわとタフな草の根を伸ばしていることを実感する日々です。11月の濃厚な上映会は、続いてご報告しますので、しばしお待ちくださいね。

  

 12/2〜東京・Morc阿佐ヶ谷、12/3〜大分・シネマ5で上映が始まります。4/15〜続いてきた劇場公開もいよいよ最終。私も12/5、27には阿佐ヶ谷に伺います。自主上映会はこの後も全国で上映が続きます。是非、チェックしてください。

     2022.11.28 前田せつ子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください