「ホピの予言」を伝える辰巳玲子さんとの出逢い
11月5日、待望の対談が実現しました。
アメリカ・インディアンと呼ばれるようになった人々の大切なメッセージを、『ホピの予言』という映画を通して、また、彼らとの交流や現地への旅を通して伝え続けるランド・アンド・ライフの辰巳玲子さんは、いつか矢野智徳さんと出逢ってほしいと願う方のおひとりでした。
私が初めて玲子さんに出逢ったのは2008年。初めて『六ヶ所村ラプソディー』を観た自主上映会の主催者さんが、「絶対観たほうがいい」と『ホピの予言』の上映会を企画、開催。文京区での上映会にいらした玲子さんは、インディアンドラムを叩き、四方に祈りを捧げて、その会を始められたのでした。
太古の昔から大地を護り、あらゆる生きものとともに暮らしてきたインディアンと共通する言葉、暮らし方、生き方を感じずにはいられない矢野さんと玲子さん。お二人に出逢っていただくことは、『杜人』を撮り始めた頃からの夢でもありました。
「鬼の結と大地の再生まつり」と題された群馬県藤岡市鬼石での2日間のイベントの初日、11月5日。その場に響き渡ったのは、法螺貝とインディアンドラムと祈りの歌でした。




第1部は上映会と監督トーク、第2部は1時間50分、辰巳玲子さんと矢野智徳さんのトークショー。始まってみればあっという間で、玲子さんは何度も矢野さんを「インディアン」と呼び、矢野さんはホピの生き方に共感。お二人の底を流れるものが合流し、新たなうねりを生み出す瞬間に立ち会えた気がします。
この日のトークも、文字起こし、あるいは動画の形で、きちんとお伝えしたいと思いますので、しばらくお待ちくださいね。

11月の上映会は濃厚過ぎて書き切れません。まだまだ報告は続きます!
2022.11.28 前田せつ子
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